診療科のご案内


統合失調症治療センター

お薬相談室

お薬相談室

統合失調症の薬物療法は、急性期(症状が激しい期間)と維持期(症状が軽減し安定している期間)では異なります。急性期では、患者様の著しい症状がなるべく早く軽減し落ち着くようなお薬を服用する必要があります。しかし、統合失調症の治療目標は、症状の改善消失ではなく病からの回復ですから、症状が改善しても回復するためには、お薬を飲み続けなければなりません。したがって、維持期での薬の服用の仕方も重要となります。

維持期の薬物療法では、副作用が少ないお薬を少量飲んでいくことが理想的です。ですから、急性期でも維持期でも、患者様とご家族様が積極的にお薬について相談していくことが重要となります。そこで、患者様やご家族様に来ていただいて、直接、医師が話をお聴きしながらお薬の相談に乗れる場所として、「お薬相談室」を開設しています。

当院で治療されているかどうかに関係なく、希望される統合失調症の患者様やご家族様のどなたにでもご利用いただいています。第4木曜日に予約制で行っています。